【アーカイヴ】222コン2017全応募作品

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シーンスケッチ『ニンジャ・ボルケーノ』

シーンスケッチ『ニンジャ・ボルケーノ』

(これまでのあらすじ)サクラジマ・アイランドの噴火により命を落とした青年は、邪悪なるマグマ・ニンジャのニンジャソウルに魅入られ、ボルケーノとして復活した。灰にうもれた旧カゴシマ市街の一角に己の王国を築く彼の元に、一人のニンジャが現れる。 ただいるだけで命が削られる”熱い”灰地の空気を全身で味わいながら、ボルケーノはかつて一度死んだあの日を思い出していた。 十年前、月が砕けたあの日以来、この地はサクラジマ・アイランドから噴出した致死性の火山ガスと灰に塗れ、彼も含めた市民は山

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抜けニンジャ

抜けニンジャ

近頃は大変に交通というものが便利になりまして、ちょっと遠出しようと思うと新幹線や飛行機、今はリニアなんてものが開発されておりまして、どんどんどんどん時間と言うものが短縮されて世の中逆に狭くなっていってしまう。旅の趣なんてものが無くなっていきます。 昔は初めてネオサイタマからキョートまでの間にシンカンセンが通ったときにはネオサイタマ市民が随分驚いたそうで、 ネオサイタマ市民A「お前シンカンセンに乗ったそうじゃねぇか。」 ネオサイタマ市民B「乗ったよ。」 ネオサイタマ市民

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吾輩はニンジャである

吾輩はニンジャである

(これまでのあらすじ)吾輩はニンジャである。名前はミニットマン。長らくの戦友であり同じくソウカイニンジャの古強者であるイクエイションとともにニンジャスレイヤーを待ち伏せたが、哀れイクエイションは真っ向唐竹割りに成り果てた。そして吾輩は戦友の命と引き換えに、敵の正体に迫る機縁を得たのである。  どこで間違えたかとんと見当がつかぬ。かつても同じく薄暗いじめじめした所で泣いていた事だけは記憶している。吾輩がぞっとするほど冷たい混凝土の上で思い返すのは十年前の戦争であった。我輩の所

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