「よぉおっさん、やるじゃないか」 ベンチ中の私にギャップを被った若者が話しかけてきた。ラグビーやれそうな体格、顔もハンサム。きっとモテてるだろうなと思いながら私はシャフトを置き、起き上がった。 「なんでしょう?」「あれはアンタが?」 若者は壁を顎で指した。私の写真が飾ってある…