206X年、石油が枯渇した。僅かな資源にしがみつき辛うじて生き延びた人類だが、分配制度の不正で誰もが余裕がなくなり、他人に配慮しなくなった。その中、弱肉強食論を諭し無意味に自分の力を誇示することから喜びを見出す者が現れた。 今廊下に仁王立ちしている野郎がそうだ。 彼は襲ってくる…