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ここには「ニンジャスレイヤー」以外のダイハードテイルズ局員の小説作品や、コラム、コミュニティ活動記録などがまとめられています。ここに収録されたほぼ全ての作品やログは、DHT系のメ… もっと読む
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2019年10月の記事一覧

ネオベイジン取材旅行2019ハイライト

というわけで、昨年の香港、九龍、澳門、深圳の取材旅行に続いて、今回は北京までニンジャを探しに行ってきました。イェイイェイ! 香港、九龍といえば、トラディショナルなアジアン電脳サイバーパンクの聖地として欠かせないスポットのひとつであり、実際その取材旅行で得られた成果は「スズメバチの黄色」にも活かされました。今回はアジアンサイバーパンクの流れを継続し、中国大陸を北上して北京です。 ダイハードテイルズ作品は、都市やそこに生きる人々の営みがテーマとなることが多いです。そしてその空気

最近観たものなど(本兌)

日々にかまけているとあっという間に雑記を書かなくなってしまう。書くにはどうすればいいんだろう、グルーヴが大事なんだ。良かったことだけ考えたい。 映画ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド アド・アストラ ジョン・ウィック・パラベラム ハイアンドロー・ザ・ワースト ジョーカー ガリーボーイ これらを観ました。ガリーボーイは始まったばかりなので是非見てほしいな。インドのラップ映画で、予告編は……なんかつまらなそうだけど……映画はすごい面白かったぞ! ラップで成り上がる

おまえはDestiny2影の砦で再び月面に降り立ちし刻がきた(逆噴射聡一郎)

よくきたな。おれは逆噴射聡一郎だ。おれは毎日すごい量のテキストを書いているが、だれにも読ませるつもりはない。おれがアド・アストラを初日に観に行ったまま海王星から帰れなくなりそのままクジラや人類のことを考えていると思ったら大間違いだ。 逆噴射聡一郎先生プロフィール:社会派コラムニスト。昔からダイハードテイルズ・マガジンに時々寄稿してくださいます。 おれはアド・アストラを公開初日に見た。そしてうすうす感づいては板が、月面でローバーでマッドマックスするシーケンスは予告編のやつの

2019年10月に「第2回逆噴射小説大賞」を開催します

“おれがこれから始めようとしているのは、予測変換やAIの力が及ばない世界、つまり血肉が通ったほんもののPULPだ。嘘まみれの砂の上にいっしゅんで築かれた業者RTの城ではなく、乾いたレンガをいっこずつ積み重ねて作った確かなモーテルだ。危険な銃弾飛び交うMEXICOの地でそうしたモーテルに逃げ込み、ぬるいビールを飲み、パルプを開いて味わう一時のやすらぎ。・・・・これは時代の主流におもねらず、つねに真の面白さだけを求める、そんなお前のために書かれた記事だ。”  - 逆噴射聡一郎