ニンジャスレイヤープラス

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PLUS総合目次(2021年9月8日最終更新)
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S4第4話【ヴェルヴェット・ソニック】
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S4第4話【ヴェルヴェット・ソニック】

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ S4第3話 ← 1 ゴーン。ゴーン。ゴーン。ゴーン。朝の鐘の音がネオサイタマじゅうのテンプルで一斉に打ち鳴らされるなか、マルノウチ・スゴイタカイビル、東西南北のシャチホコ・ガーゴイルに囲まれた屋上では、油断ならぬニンジャの狩人達が、いまだ互いに睨み合っていた。  狩人マークスリーの狩りは失敗に終わった。 「コンヴァージ=サン、ベルゼブブ=サン、そしてマークスリー=サン。フフ」サロウは指折り数え、弱々しく笑った。「もう三人やられちゃった

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S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】
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S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ S4第2話 ← 1「ケモコーヒー! カフェイン10倍! カフェイン10倍ですよ! 貴方ギンギンにビンビンだ!」「ケモコーヒーはボンズでもすぐさま恋をします! なぜなら含有量が……スゴイから!」喧しい街頭有人キャンペーンが通行人に無料の商品サンプルを差し出すと、人々は視線を合わせずそれを受け取る。冷たい朝だ。 「ドーゾ! 無料ですよ。ギンギンで仕事ガンバッテネ」「36時間働いても平気というデータがあります! 定量的です」「ワーキング・タイ

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【シーズン4、インターミッションA】
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【シーズン4、インターミッションA】

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S4第2話【ケイジ・オブ・モータリティ】

S4第2話【ケイジ・オブ・モータリティ】

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ S4第1話 ← 1 冷たく自転するキンカク・テンプルの光の下、ノイズの風の吹きすさぶ荒野にセトは佇み、六つの特徴的な象徴の出現を待つ。彼の傍らに跪いていたブラックティアーズは、一礼ののち、この超自然空間から離脱した。畏れ多きがゆえである。  やがて石板の表面に、蜃気楼じみて不定形の影がひとつ、ログインしてきた。捩れた角と荊棘を持つ影。すなわち、ヴァイン。カイデンの名はクロヤギ・ニンジャ。この世に帰還して日は浅いが、既にキエフの地を支配す

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【プレリュード・オブ・カリュドーン】

【プレリュード・オブ・カリュドーン】

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ サロウ 「ハアーッ……ハアーッ……ハアーッ」重金属酸性雨降りしきるネオサイタマの下町、ブブジマ・ストリート、金網にしがみついて背中を折り曲げ、サロウは荒い息を吐いた。「……ハアーッ……」やがて彼は首を振って背筋を伸ばした。追手がいないか警戒した後、彼は手にした新円のホロ万札を一枚一枚、震える手で数えていった。「これで……大丈夫かナ……」  ピリリリ。携帯端末のアラーム音が鳴った。サロウは慌ててホロ新円を押し潰すようにまとめて懐にしまった

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S4第1話【ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム】

S4第1話【ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム】

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ ◇ →3分でわかるシーズン1~3のまとめ  若きオリガミ・アーティストとして生きていたマスラダ・カイは、マルノウチ・スゴイタカイビルの悲劇によって邪悪なニンジャソウル「ナラク・ニンジャ」をその身に宿し、ニンジャスレイヤーとなった。  それまでの生き方を全て捨て、復讐者となったマスラダは、ピザタキの情報屋タキ、自我を持つオイランドロイドのコトブキの助けを得て、熾烈な戦いをくぐり抜けた。ブラスハート、シンウインター、クローザー、サツガイ、明

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プレシーズン4【ライオット・オブ・シンティレイション】
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プレシーズン4【ライオット・オブ・シンティレイション】

ニンジャスレイヤー総合目次 初めて購読した方へ 1 ネオサイタマ、ウシミツアワー。重金属酸性雨の霧雨にネオンライトが混じり、極彩色の霧を生み出す。上空のホロ・トリイをマグロツェッペリンの群体が通過すると、ホロ広告ボムが音声とともに弾ける。「アカチャン。オッキクネ」「アカチャン。コンナニ、ソダッテネ」「ヒートリー……コマキタネー」 「ハッケ!」「ハッケ!」「ハッケヨソイ!」広告音声に負けじと奇声をあげるハッケ・プリースト集団が街路を練り歩き、忙しいサラリマンやNERDZ、パ

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プレシーズン4【キタノ・アンダーグラウンド】
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プレシーズン4【キタノ・アンダーグラウンド】

◇ニンジャスレイヤー総合目次 ◇初めて購読した方へ 1 バチッ……バチチチッ。アンティーク蛍光灯が音を立てて明滅し、足の踏み場もない「仕事場」を、おぼつかない周波数で照らした。光のリズムがUNIXモニタの冷たい明かりと絶妙に不同期。タキの目覚めをとりわけ不快なものにした。  タキはうつ伏せに突っ伏したまま、キーボードをタイプした。「HOT」「ボインチャン」「気が強い」「サービスクーポン」……ブラックスクリーンに緑の文字が並ぶ。  01010101。申し込みボタンにカーソ

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【バック・イン・NS】

【バック・イン・NS】

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ 『元気を出してくださいよ、タキ=サン』  正12面体の浮遊ドロイドが、カウンターに肘をついてオイランポルノ雑誌を読み耽るタキにUNIXライトを当てた。 「アア」  タキは半眼で生返事をした。 『彼らの無事が確認できたわけですし、あとは待つばかりです』 「アアー」 『お察ししますよ。貴方、今すぐにでも飛んでいきたいくらいなのでしょう。でも、貴方にはあいにく、このピザタキの主としてのつとめがあります。すなわち、地域のコミュニティ・ス

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【シーズン3エピローグ】

【シーズン3エピローグ】

総合目次 シーズン3目次 【タイラント・オブ・マッポーカリプス:後編】 ←  クワドリガはグラディウスを大地に突き刺し、身を支えた。彼の赤銅色の屈強な肉体には大小の傷が無数に生じ、己の血と返り血と戦闘車両の機械油に塗れて、すさまじかった。ゼロ視界にも等しい、激しい砂塵が、風と共に晴れてゆくと、そこはもはやネザーではない。西に沈む太陽が世界を橙色に染める。  彼は立ち上がり、敵を探した。彼の周囲には鉄屑や死んだ敵味方の身体が散らばっている。そして、北。北上するUCAの戦力

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