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【旧】ニンジャスレイヤーPLUS

【ご注意:noteのシステム移行により、定期購読マガジン版は更新を終了しメンバーシップに完全移行します。新規購読はメンバーシップのほうへお願いします!】 https://dieh… もっと読む
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#本編

定期購読マガジンからメンバーシップへの切り替えのおねがい(2022/8/31更新)

いつも「ニンジャスレイヤーPLUS」「ソウルワイヤード」「DHT-MAG」の購読と、ニンジャスレイヤー公式/ダイハードテイルズの活動サポートありがとうございます。 2022年7月から、noteでは「メンバーシップ」という新機能が始まりました。これは簡単に言えば、これまでの「定期購読マガジン」の上位互換のようなシステムです。 このためdiehardtales.comでも、上記3つの定期購読マガジンをメンバーシップに移行させ、より読みやすく、より楽しいものにアップグレードして

S4第5話【デストラクティヴ・コード】

→ シーズン4目次 1『信じられません! これは凄い!』ヘリコプターは謎の破壊のもたらされた地域に接近。どうやらTVカメラで中継を行おうとしている。『ご覧になりましたか? 異常な稲妻です! NSTVでは日夜このような迫真映像を皆様の端末に届ける事を使命としております! すぐチャンネルしてください! そして……』  リポーターはヘリから身を乗り出し、空に出現したものを凝視した。「あ……あれは……破砕月ではない……太陽でもない……あれは……黄金の……幾何学です」大粒の汗を垂ら

S4第4話【ヴェルヴェット・ソニック】

S4第3話 ← 1 ゴーン。ゴーン。ゴーン。ゴーン。朝の鐘の音がネオサイタマじゅうのテンプルで一斉に打ち鳴らされるなか、マルノウチ・スゴイタカイビル、東西南北のシャチホコ・ガーゴイルに囲まれた屋上では、油断ならぬニンジャの狩人達が、いまだ互いに睨み合っていた。  狩人マークスリーの狩りは失敗に終わった。 「コンヴァージ=サン、ベルゼブブ=サン、そしてマークスリー=サン。フフ」サロウは指折り数え、弱々しく笑った。「もう三人やられちゃったんだ。パーティープレイでニンジャスレ

S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】

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【シーズン4、インターミッション】

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S4第2話【ケイジ・オブ・モータリティ】

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【プレリュード・オブ・カリュドーン】

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S4第1話【ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム】

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プレシーズン4【ライオット・オブ・シンティレイション】

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プレシーズン4【キタノ・アンダーグラウンド】

◇ニンジャスレイヤー総合目次 ◇初めて購読した方へ 1 バチッ……バチチチッ。アンティーク蛍光灯が音を立てて明滅し、足の踏み場もない「仕事場」を、おぼつかない周波数で照らした。光のリズムがUNIXモニタの冷たい明かりと絶妙に不同期。タキの目覚めをとりわけ不快なものにした。  タキはうつ伏せに突っ伏したまま、キーボードをタイプした。「HOT」「ボインチャン」「気が強い」「サービスクーポン」……ブラックスクリーンに緑の文字が並ぶ。  01010101。申し込みボタンにカーソ

【バック・イン・NS】

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ 『元気を出してくださいよ、タキ=サン』  正12面体の浮遊ドロイドが、カウンターに肘をついてオイランポルノ雑誌を読み耽るタキにUNIXライトを当てた。 「アア」  タキは半眼で生返事をした。 『彼らの無事が確認できたわけですし、あとは待つばかりです』 「アアー」 『お察ししますよ。貴方、今すぐにでも飛んでいきたいくらいなのでしょう。でも、貴方にはあいにく、このピザタキの主としてのつとめがあります。すなわち、地域のコミュニティ・ス

【シーズン3エピローグ】

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S3第10話【タイラント・オブ・マッポーカリプス:後編】全セクション版

総合目次 シーズン3目次 前編 ← 1 KA-BOOOOOM! 鋼鉄の外皮が四方八方に跳ね飛んだ。様子をうかがおうとしたネザーキョウのゲニン達は圧し潰され、あるいは衝撃波に引き裂かれて無残に死んだ。圧縮されたスモークが溢れ出し、その中からオムラのニンジャが身を起こした。「オムラ・ダカラ。オムラ・イチバン」ニンジャは呟いた。  ニンジャの両腕両脚には無骨な火器……マイクロミサイルポッドが装着されている。商標登録されたオムラ・ブラックの装甲装束の胸部には、デジタル数字で【9

S3第9話【タイラント・オブ・マッポーカリプス:前編】全セクション版

総合目次 シーズン3目次 S3第8話【カレイドスコープ・オブ・ケオス】 ← 1 フクロウは空を滑った。異彩の空の下、ネザーキョウ首都ホンノウジは水を打ったように静まり返っていた。五重塔が抱える紫の火も、方々で噴く炎も、どこかしめやかだ。フクロウの視線は、都の中央、ホンノウジ・テンプル城の天守閣の上で、黒ぐろとした影が身じろぎするさまを捉える。 「ハンニャアアアア……!」オオカゲは首をもたげ、空を乱れ舞うパルスに向かって咆哮をあげる。フクロウは注意深く稲妻に紛れて飛び、や