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ニンジャスレイヤープラス

サイバーパンクニンジャ小説「ニンジャスレイヤー」の連載まとめ、書下ろしエピソード、コメンタリー、資料集などが読み放題! PLUSは2010年から無料公開を続けているニンジャスレイ… もっと読む
加筆修正がなされた連載まとめ、人気キャラスピンオフ、設定資料などを豊富に収録。PLUS講読期間中は… もっと詳しく
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PLUS総合目次(2022年1月18日最終更新)

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S3第1話【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】#7

総合目次 全セクション版 分割版:◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 6 ←  眼前の道が開け、粗末な風車小屋があらわれた。人里が近いか。ヘラルドはニンジャ第六感を研ぎ澄ませる。小屋を見やると、家の前の木につり下がった影がある。首を括った死体だった。「フン……」彼が歩きながらチョップを繰り出すと、ロープは風圧によって切断され、死体が転がった。

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S3第1話【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】#6

総合目次 全セクション版 分割版:◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 5 ← 「アバーッ!」銃弾がヴォルケイノーのこめかみを抉り、血が跳ねた。コトブキは反射的に顔をそむけた。血は焼けるように熱く、宴の品々に振りかかるとシュウシュウと音を立てた。「アバババーッ!」ヴォルケイノーはのたうち回る!「やったか!?」「どうじゃ!」村人達が色めき立つ! 「皆さん……!」コトブキは藪から出て来た村人達を見た。彼らはライフルに新たな弾を装填し、怒りに満ちた目でヴォルケイノーを見た

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S3第1話【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】#5

総合目次 全セクション版 分割版:◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 4 ← 「ハンニャアアアアア!」天を裂く咆哮を放ち、邪悪な龍はホンマルの展望階に帰還した。「イヤーッ!」龍の背から赤い手すりを越えて回転着地したニンジャを、第四寵姫のミズマルが待っていた。「おかえりなさいませ、偉大なるタイクーン」「タダイマ!」ドゲザする姫に一瞥もくれず、王は城内へ。  ミズマルはタイクーンの11人の寵姫の中でも特に気に入りの一人である。それであっても、彼は微笑み一つ与える事はな

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S3第1話【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】#4

総合目次 全セクション版 分割版:◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 3 ←  空が光り、雨が降り始めた。「通り雨さ……」「どうするべきだと考えているのですか?」「べき、というか……そうだなァ。俺個人の考えとしちゃ、ギンカクはそっとさせておきたいよね。さっきも言ったようにさ。……ニンジャスレイヤーの力を以て、ギンカクを制す、それが一番だとは思う」 「ギンカクはこの国のどこに?」「悪い。まだはっきりとは」フィルギアは苦笑した。「出土の知らせと来訪者の噂。今はそれだけ

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S3第1話【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】#3

総合目次 全セクション版 分割版:◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 2 ← 「ドーモ。わたしはコトブキです」コトブキはアイサツを返した。そしてカンフー・カラテを構え直した。「よくない事を胸に抱いてわたしたちを追ってきたのなら、鉄拳制裁します」「イヒヒヒヒ……警戒心が強いってのは悪い事じゃないよな」フィルギアは笑った。「俺、この前シトカに寄ってさ」 「シトカ?」「昔の仲間が居てね。キミも知ってる奴さ。スーサイドって名乗ってるだろ」「……!」「そう、そいつ。俺、十年

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S3第1話【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】#2

総合目次 全セクション版 分割版:◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 1 ←  時間の流れが鈍化した。熱を帯びた拳がヘヴィフィードのメンポ(面頬)にめり込み、ゆっくり歪めてゆく。拳の熱がメンポに移り、赤熱させる。ヘヴィフィードは血走った目を動かし、ニンジャスレイヤーを見ようとする。……圧縮されていた時間が還元され、ヘヴィフィードは吹き飛んだ!「グワーッ!」

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S3第1話【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】#1

総合目次 全セクション版 分割版:◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 エイジ・オブ・マッポーカリプス シーズン3 【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】  せせらぎに魚が跳ね、木洩れ日に銀の鱗を輝かせた。穏やかな風に揺れる赤いモミジの下を歩いてくるのは、人間離れした美しさをもった女だ。ネオサイタマの人間が彼女を見れば、それが人間ではなく「オイランドロイド」であるとわかるだろう。しかも彼女は単なる機械ではない。自我を持つ、ウキヨと呼ばれる種族だ。   装いはアオザ

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S3第1話【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】全セクション版

総合目次 シーズン3目次 エイジ・オブ・マッポーカリプス シーズン3 【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】 1 せせらぎに魚が跳ね、木洩れ日に銀の鱗を輝かせた。穏やかな風に揺れる赤いモミジの下を歩いてくるのは、人間離れした美しさをもった女だ。ネオサイタマの人間が彼女を見れば、それが人間ではなく「オイランドロイド」であるとわかるだろう。しかも彼女は単なる機械ではない。自我を持つ、ウキヨと呼ばれる種族だ。   装いはアオザイ。明るいオレンジの髪を翡翠色の髪留めで留め、

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