逆噴射小説大賞2019:エントリー作品

632

ゴールデン・ドーン号の最後

「天誉、艦長≪爺さま≫はどうしましたか?」
転移してきた帝国の負け犬共の肉片をエアロックから放り出しながら俺は答える。5人の小所帯では、副艦長の俺も掃除役だ。
「自室でお休みだ。20時間ブッ通しの指揮はご老体にゃ酷だよ」
事実、爺さまは良くやってくれている。『歳の割には』が付くがな。

質問してきた彼女はアギ=メァヴ。戦闘用機密服から解放された緑の肢がセクシーだ。第七肢の傷痕が俺は特に好きだ。以前

もっとみる