逆噴射小説大賞2019:エントリー作品

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出動! 中高年戦隊「ジェントルマン」

「ということで、よろしいでしょうか?」
 その男は、ホワイトボードマーカーのキャップを閉めつつ、問いかけた。男の前には、パイプ椅子に腰掛けたまま唖然としている三人がいる。
「よろしいもなにも、もう決まっちゃったんですよね」
「いえいえ、みなさんの同意がなければ決まりません」
「私らに、反対する権利はあるんですか?」
「んー」
 男は顎に手を当てて、二秒だけ考えた。
「ないですね」
「ですよね」

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