逆噴射小説大賞2019:エントリー作品

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聖なる寿司殺し〜ザ・キリング・オブ・セイクリッド・スシ〜

 今日の客は許し難かった。あろうことか寿司のネタだけを食べ、シャリを残したのだ。スシ・ガーディアンである俺がこれを看過出来る筈が無い。カウンター内に設置されている高速リフトから垂直射出された俺はその客の眉間めがけて刺身包丁を投擲した。瞬く間に客の顔面は見事な三枚おろしと化した!

「いやぁいつも助かるねぇ、ゲンさん。また次も頼むよ。」

「いやいや、礼は要らねえよ。これが俺の仕事だからな。」

 

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