逆噴射小説大賞2019:エントリー作品

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偏頭痛サイキック

「AAAAAARGH!」
 午前8時。強烈な不快感とともに俺は跳ね起きた。偏頭痛だ。
 ブッ刺すような太陽光がクソほど憎たらしかったのでまずカーテンを閉めた。ヒーリング音楽すらも癒やしにならないことに気づき、アレクサに言って止めさせた。
 その勢いで冷蔵庫の栄養ゼリーを取り出し、のたくるような吐き気をこらえつつ鎮痛剤を二錠飲み下した。
「AAAAAARGH!」
 台風よりも騒々しいヘヴィメタルが耳

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