逆噴射小説大賞2019:エントリー作品

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令和新撰組最後の事件 古都銘菓騒動

「御用改である!」

 政策により建て直された古民家風の町家の玄関戸を蹴破り中に踏み込む。
 俺の着ている浅葱色をしたダンダラ羽織が翻り、高周波ブレードへと改造された日本刀が鞘走る。

「ぎゃあっ!」「ぐえええ!」

 戸の左右にいた不逞浪士風の男たちの手足をぶった切ると情けない悲鳴を上げてぶっ倒れやがった。やかましい、安物サイバネ程度で騒ぎやがって!

 イベントで黒谷に「沖田」の1番隊がいたの

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マッポーの世にも希望はあるのだ!
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