逆噴射小説大賞2019:エントリー作品

632

Who Laughs LAST ?

いつものように仕事を終えて、いつものように地方都市のカプセルホテルに入ると、俺は苛立ちとともに抜身のベレッタM92をスチールロッカーに投げ込んだ。
ガッシャンと大きな音が脱衣所に響き渡り、自身の苛立ちを加速させる。
タオル片手に足早に浴場へと向かい、頭と体を念入りに洗い流した。
熱を求めてサウナ室に入ると、既に情報屋のシシドがいたので報告を済ませる。

「片付けてきた、川に流してきたから明日には見

もっとみる