逆噴射小説大賞2019:エントリー作品

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小惑星帯を疾駆せよオールドレディ

木星小惑星群の横を小型の宇宙客船、星間連絡船ヒラフが「回送中」を示すランプを点灯させ航行している。マットブルーの優美な流線形の船体、船尾には一輪のガーベラと花弁のエンブレム。
ヒラフはかつて宇宙一早く機敏な船としてこの宙域で名を馳せていた。まだ宇宙海賊という犯罪集団がいた頃だ。それももう随分昔だ。

そのヒラフが大型の小惑星の手前に差し掛かったその時、カート・ムラカミ船長はヒラフの後方を進む黒い物

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あざます!モフモフのご加護があらんことを
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見えない猫たちは海王星で微睡む

「猫チャーーン!」

ある日、太陽系最大の大型コロニーこと海王星リング型大ステーションの一角にある建築会社T社ビルの管理部で奇声が響いた。
管理部で各惑星現場とオンラインで管理していたある社員が急に立ち上がり大声を上げてのけぞった。
それが始まりだった。

「うわああ何コレぇーーッ?!」
インフルエンザから快癒して一週間ぶりに出社した庶務部の新入社員(研修中)のナギは異様な光景を目にして思わず後ず

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ありがとございまぁぁす!
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