逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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糞ったれDJ!ぶっ殺し太郎さん

フロアは血塗れで、匂いも凄い。
 「つまんねえつまんねえ。次、早く次の曲。」
 男は、血に濡れた日本刀をDJに突きつけて言い放つ。
 股間を濡らしたDJが、ガタガタと震えながら、レコードバックを漁る。
 右のターンテーブルで回転するのは、4つ打ちハウスとジャズが合わさった北欧系の洒落た楽曲だ。
 左のターンテーブルで回転するのは、レコードではなく切断された人間の首だ。
 まだ若い、二十代半ばの青年

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