逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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ガンスリンガー&カラテ

第3新台場方面行き電車は今夜も当然の如く満員だ。仕事帰りのサラリマンや酔漢、オーエルやサイバーゴス、パンクまでさながら人工島住民の見本市のようだ。これらが一塊になって東京湾の沖合いに浮かぶ目的地へと向かっているのだ。

身体を車両の奥へとねじ込む。自然な体勢で丹田に力を込め、揺れや慣性の力をそのまま立つ力に利用し、循環させる。常に地水火風の精霊とコネクトし、チノ=リを得る。俺の属するカラテ門派《四

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