逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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ファースト・エンカウント

視界が真っ赤に染った。錯覚だ。

コックピットを違えず貫く筈だったブレードを左腕のバックラーで辛うじていなした。

脇腹を浅く裂く衝撃。途端に金属が沸騰しヒュームの匂いが充満した。

質量差を活かして押し返す。浅い手応え。バーニアを吹かして後方へ飛び下がったのだ。追う事は出来ない。先の斬撃で機体温度が急上昇しラジエータがフル稼働しているからだ。アラートが鳴る。なんて高出力なブレードだ。

肩部チェ

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