逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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デス俳句

十畳の畳に二人の男が向かい合っている。
 和室の静謐な空気に反して男らは手負いの虎のような殺気に満ちていた。
 一方の男、松尾弦司が口を開く

 夕焼けに
 ペダルが重い
 二人乗り

 静寂。しばらくして、
 スターン! タターン!
 三枚の札が上がる。
 それには竹、松、竹と書かれている。

 それを見たもう一方の男、松尾ランペイジが口を開く。

 朝起きて
 アップルティー
 君と僕

 ス

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