逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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怒りの誘惑

「ウガアーッ!」

俺の拳が巨漢の下顎をぶっ飛ばす! 血飛沫! 背後に裏拳を叩き込む!

「ギャアーッ!」

首が壁にバウンド! 俺は快哉した!

「アイアム・チャンピオン!」

その時、iPhoneのタイマーが鳴った。

「…もうこんな時間か」

私はリモコンを操作した。立体映像が薄れ、首の取れた人形と多目的カラオケ店の個室が現れる。パック料金の適用中に出なければ。慌てて上着を羽織る。

年下の

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