逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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ニーナ・ザ・ミストガン #1

陽で背中が灼ける感覚と共に、ニーナの意識が戻ってくる。ザラつく砂を口から吐き出し、ふらつきながら立ち上がると、ボケた視界がようやく定まった。

見回し、荒野――。
――わたしのホルト!
誰もいない――。
――見開かれた完璧な造形の瞳。
殴られた頭が痛む――。
――連れ去られ遠ざかる姿と暗転する視界。

混濁する意識をよそに、彼女は左眼をウインク! すぐさま拡張視界〈オーグ〉が起動して、各種情報を視

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