逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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記事

【デビルハンター】ジュディ婆さんの事件簿 #1(第1話:1/4)

死人に口なし? あるよバカタレ。
-ジュディ-

「ああジュディ。深夜にすまない」
バリケードテープをくぐる老婆にゴードン特別捜査官が声をかける。

「ったく。こんな山奥の道端でババアが死ぬかい?」
不満を垂れながらジュディは咥え煙草を始末し、ざっと死体を観察した。
「手首の擦過傷と足の具合からして監禁された後に徒歩で山中を逃走… 道に飛び出し轢死。監禁場所は半径2マイル圏内か。退屈な事件」

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( '3') お客さん、熱あるんじゃない?
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或県が狂うまで

〈昨日未明、県では5件目の殺人事件が起こり…〉

地域ブランド──それは地域特有の特徴や売り物による他県にない魅力。他で味わえない満足感を与えることが必要であり、常に県職員の頭を悩ませていた。しかしだからといって悪魔に頼ったのはうちが初めてだろう。まちづくり支援課係長、禍々凶子は悪魔初の公務員。見た目は6歳だが僕より1500と8歳年上だ。

「なんか県で売り出せそうなのはないノ?!」

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今日は豆乳を飲みました
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