逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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アブダクション・アブダクション

 腕の筋肉から血液が出ていく。代替血液が入り込む。混濁していた意識がハッキリし、眼前の異星人が見えた。
 奴らがPMCの装甲車を横転させたとき、アリョーシャは抵抗した。すると腹が爆発し、気づいたら施設にいた。ゲリラの黒幕は異星人という噂があったが本当らしい。
 異星人は白衣をまとっている。体つきからして女。後ろに固まっているのは耳が長い男たち。女は上級職だ。体に感覚が戻る。
 アリョーシャが右腕の

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ワー! ありがとうございます!
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出会いの未確認のオレンジ色の

 俺はベンチに座っていた。これからアプリで知り合った人と会うのだ。成績は八戦八敗。
 眼の前で人が立ち止まったが宇宙服を着ている。九敗の予感がする。
「あの! オグラさんですか」
「あ、はい」
「わた、わたし、フォローしてフォロワーの……」宇宙服が慌てる。かわいそうになってきた。残ろう。
「これ、お土産です! みかんジュース!」差し出す。帰ろう。
 と、気配がある。振り向くと作業着姿の男が銃を向け

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水をもらった草花はどんどん育ちます
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