逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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ガンスリンガー&カラテ

第3新台場方面行き電車は今夜も当然の如く満員だ。仕事帰りのサラリマンや酔漢、オーエルやサイバーゴス、パンクまでさながら人工島住民の見本市のようだ。これらが一塊になって東京湾の沖合いに浮かぶ目的地へと向かっているのだ。

身体を車両の奥へとねじ込む。自然な体勢で丹田に力を込め、揺れや慣性の力をそのまま立つ力に利用し、循環させる。常に地水火風の精霊とコネクトし、チノ=リを得る。俺の属するカラテ門派《四

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【習作】白磁のアイアンメイデン 第1話 「踏んでさしあげますわ」その1

彼、魔術師ヘリヤがそれを目撃した際、彼が己の正気の確かさを疑ったのも無理はないだろう。なにせここは泣く子も歴戦の傭兵も黙るラシュ平原、通称“忌み野”であり、彼はそこを、かれこれ二週間ほどさまよっていたのだ。

まして彼が見たものが“執事とメイドに見守られながら、屈強なリザードマンの群れに跳び後ろ回し蹴りをぶちかます女”となれば。

しなやかな体のラインを強調する真紅の衣装に身を包んだ女は、舞うよう

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感謝の極みです・・・!
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魔法鎖鋸少女✡平等院ひとみ

やっほー☆ みんな元気?
私、府立八賀谷高校に通う十五歳、平等院ひとみ☆
今私は、幼馴染でヤリ友のたっくんの手を引いて、バス停まで全力疾走中!
「あれ? ちょっと待って、ボクが来てるの女子の制服だよ!」
「今日は女子高生で過ごせばOK、大丈夫バレナイバレナイ♪」
たっくんこと大門寺太人くんは、女子高生姿が似合う超絶美少年なのです!
おっと、いつものバス停に不穏な影!
「邪魔なんだよ、死ね!」
スト

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I'm glad to see you !!
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