逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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極楽転送機

「いいか。君には二つ、選択肢がある」

 殺風景な部屋。
 眼の前でパイプ椅子に縛られ、涙と小便を垂らし、ガタガタ震えている若い男に、俺はいつものように無表情に告げる。
「一つはここで、鉛玉を眉間に食らって素直にくたばること。もうひとつは……」
 親指で後ろを示す。こいつの仲間数人が、棺めいた機械装置に寝かされ、管まみれになっていく様を。
「あれだ。半年ほどだが、死ぬまで幸福を味わえる。夢の中でな

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スキ、リスペクト、スキ!
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ホスピタル・オブ・ヘル

いっけな〜い遅刻!遅刻!
私鬼山鬼子!先月学校を卒業して、今日からお仕事なんだけど、緊張で深夜まで眠れなくって寝付けたと思ったら大ピンチ!獄立病院まではあとちょっと!間に合え〜!

 「おい!急患の容態は!」「針山地獄が終わった後も傷口が塞がらず魂が抜け出てしまってるようです!」「連続で懲罰しやがったな!急いで手術室へ!」新たな患者が運ばれてくる。「こっちの患者は!」「真っ二つに切断したあと魂の半

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