- 運営しているクリエイター
#バトル
全知!語彙バトラーことは 語彙バトル全国大会編 第1話「なんかすげーやつが来た!」
アタシは字引ことは!小学六年生!なりたいものは、日本一の語彙バトラーなんだ!
「へへーん!お前みたいな脳足りんの頓珍漢のオタンコナスが語彙バトラーになれるわけねーだろ!」
むかつく!きらい!こいつは、そう、幼馴染(どや!!)の馬頭ひとし。悪口の語彙力だけはすごくて、学校で1番の語彙バトラー。むかつく!
絶対日本一になって、闇の語彙バトラーになんかされた兄貴を…なんとかするんだもん!
「今日は、違う
地獄戦士ニンジャバスター
『お前達を解放する。欲望を具現化せよ』
その声とともに世界に力が降り注いだ。それが全ての始まりだった。
空には笑いながら滑空する老婆。男を叩き潰す巨大な女。崩落するビル。逃げ惑う人々。
「なんだこれ」
ナオは呆然としていた。学校帰りにリサと渋谷に寄った。ただそれだけだったのに…。
「…欲望」
突然リサが呟いた。
「は?」
「言ってたよ、欲望を具現化せよ」
「これがその結果…?
荒野のタグ・スリンガー
「「「ホーッ!ホーッ!」」」
荒縄で縛られたスマホを振り回し、web荒野に棲む電子原人たちが襲って来る! 上空に飛び交うのはツィツィ鳥だ。目玉や内臓を突つき出す腐食性の猛禽。俺の死体を食い荒らそうと、気が早いことにやってきたわけだ。だが、やるもんか。
疾走する電子馬の上で、俺は左手で手綱をとり、右掌を上に向け、集中する。エナジーが集い、掌大の「#(ハッシュタグ)」となる。俺の武器だ。
「
ブラッドストーム・イン・ジ・アビス
脱出艇連続特攻作戦は巨大海蛇を退散せしめ、第156太平洋深海開拓市は圧壊の危機を免れた。しかしそれは時間稼ぎにしかならない。魚人共に場所がバレた。奴らはいずれここに辿り着き全てを殺戮するだろう。オガサワラ大陸棚市まで脱出艇で片道3日。カミカゼのせいで艇の数が足りない。俺のような末端の開拓民は置き去りにされる。その救助艇、今誰が整備してると思ってるんだ。俺だ!
「何が海底は最後のフロンティアだ!