逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

1858

アウター・グッドネス

ふと、御神体を整備してたとき、ここで俺が御神体を壊したらどうなるかな、と考えた。
そのもしもは現実にならないまま、御神体が目を開く。多層レンズの瞳を細めると、立ち上がって伸びをする。

「感謝する」
そう言うと御神体は俺を優しく抱きしめた
わかっている。御神体が壊れるのは、俺だって嫌なのだ。

もし御神体『バジュラ』が破壊されれば、制御者の消えた俺たちアンドロイドはきっと良心を失っ

もっとみる