逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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21XX年プロポーズの旅 (1)

──付き合って2年の記念日に、ちょっと良いところに旅行に行こう。

 そんな提案をきっかけに、僕らは月への小旅行に出ることになった。
 この旅で、僕はプロポーズする。最高のタイミングで晴れの日を迎えられるよう、念入りに準備した。

「…はずだったのになぁ」
「あぁ? なに言ってんだおま゛ッ!?」
「逃げるよ、リカコ!」
 僕は目の前にいた黒服を殴り倒し、彼女の手を取って走り出した。

「おい逃げた

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オレモー!
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