ネズミ・ニンジャ
2018/10/27 01:40
「しょうがないにゃあ……いいよ」『N9koc0』は上目遣いで僕に囁くと、煽情的な有料コスメティック装備を脱ぎ始めた。僕はハイエンドVRスーツがもたらす肢体の感触を想像し、息を呑む。privateエリアの片隅で二人きり。見咎める者はいない。『N9koc0』が笑いかける。悪戯っぽく八重歯をのぞかせて……。もう限界だ!僕は全身の装備を外して彼女の身体<アヴァター>に迫った……その時!「痛