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#人が死ぬ
「ラブリーチューブ・オン・エアー!」 メンテナンスのお知らせ
アプリ「ラブリーチューブ・オン・エアー!」は、美少女を稼げるアイドルチューバーに育て、再生数とチャンネル登録数を競う育成リズムゲームである。
トリックオアトリート! 現在ハロウィンイベント開さSPLAAAASH!
「キャアアーッ!」
飛沫く鮮血! 飛び交う悲鳴! 一体何が!?
「プリュリュ~」
惨劇の渦中にいるのは、血に塗れた丸く愛らしい生き物。それは別のゲーム「グランドブレイド
朋友よ、冷たい朝に眠れ
「アルファさん、サーセン、遅くなりました!準備に手こずって!」
駅前。手を振りながら駆け寄ってくる、柄の悪い坊主頭は牧ちゃん。俺の友達だ。
◆◆
「つーか、アルファさん、ネットだとイキってた癖に、いざ会うとフツーに普通のオッサンっすね!」
牧ちゃんが豚足を頬張りながらゲラゲラと笑う。
「うるせえな!そっちこそガラ悪過ぎでしょ!」
俺も負けじと麻婆豆腐を流し込み、店員におかわりを頼む。
二人の間
邦題:ニンゲンスレイヤー・聖都炎上(原題:“ユースレス”・ザ・ゴブリン)
巣穴が。炎上している。◆◆◆
私が生まれた時、兄弟達は笑い、燥ぎ、顔を顰めていた。
私は兄弟達から見て異形だった。
私の腕は兄弟達の様に器用に道具を使う事も、剣を持つ事も出来なかった。しかも兄弟より腕が二本多く、その二本はこの巣穴では何の役にも立たなかった。
だから私は“役立たず”と名付けられ、鎖で繋がれるのも、食事が兄弟の残飯で有ることも当然だと思った。
ただ私にも兄弟より長けているモ
「大無職オリンピックTOKYO」[殺傷技能男子無差別級編]
2020年TOKYO。八角柱状闘技場(オクタゴン)で二名の格闘者が睨み合っている。
一名は米国代表ハーキュリーズ・ヘラクレス。2.4m 200kgの偉丈夫は現WSW世界チャンプである。
もう一名は日本代表支倉たけし。1.7m 90kgの猫背の上下スウェットで職歴なし。宮城県立黒脛巾高専卒。バリバリの無職。
「ハーキュリーズ!気を付けろ! ただの無職じゃない!」
「ハッ? 無職ナンテ雑魚ダ
ブラック・ファラオ VS リトル・ブラック・サンボ
横倒しになった軽トラが水平に飛ぶ!
ナイスサンドイッチ!
暴徒が壁と軽トラに挟まれ圧搾死!
先程迄の渋谷ピープルの浮かれ具合が水を打った様に静まり返る。
視線の先には不夜城の灯りの下でも尚黒き闇…黒い無貌のスフィンクスの化粧廻しの黒人力士!
相撲通の絶叫が響く!
「“黒きファラオ”…!九龍坊(くろんぼ)だ!」
■■■
弥助は信長気に入りの力士である。
土俵を這う様な低姿勢からのかち
マッド料理人ジロウ 世紀末編
「そこまでぇい!」
"ツーヘッド"ウラジミルが奴隷モヒカンの首を刎ねる。
「時間である。我が鉄の同胞トライブの料理人、"脂喰らい"ブーム。よそ者、ジロウ。それぞれ作り上げた飯を出せィ!」
◆
オールドデトロイトのスタジアム跡に詰めかけたモヒカン群衆はもはや狂乱状態だ。今宵は鉄の同胞トライブの年に一度の神聖な祭典。ディナーメントだ。
偉大な族長、ウラジミルを前に、トライブの料理自慢たちが腕を
有害物質系魔法少女 ダーティ☆ボム
悪の限りを尽くす秘密結社エゴロジストの幹部・キレイスキーに対し、その魔法少女は悠然と歩を進める。
「くっ、覚えてろ!」
「いい台詞だねェ。再会を楽しみにしてる」
キレイスキーが去ると、戦闘員たちが死屍累々と残された。ある者は痙攣による呼吸困難や失禁の後、ある者は皮膚の腐食の後に無残な死体となった。
魔法少女ダーティ☆ボムが使う魔術体系は現代魔術においてはアニミズムに分類される。無機物を
ザ・マウンテン・バッドガイ
ユーリとロドリゴの兄弟はツキがなかった。
彼らがサン・エルトシティを訪れるのは、今日が初めてだった。
初めて訪れた街で犯罪をするのは、いつものことだった。
「ババア!死にたくなきゃその鞄置いてけ!」
「どこを撃てば一番苦しんで死ぬか、知りたいか?」
こうした街で、周りの人間がどれほど無関心に振る舞うか、熟知していた。
辺りが突然暗くなる。何かが陽光を遮っている。
ユーリは振り返り、
初めはそれ
Manslaughter...
Prologue
橙色、緑色、茶色、赤色。ぼやけた光は段々と形を結び、アンティークの照明、革張りのソファ、椅子を引きずった跡の残る床に変わった。
「オッ、目覚めたかい。」
赤色のハットはメニュー表から顔を上げた。
「ここは…。」
椅子から立ち上がれない──俺は両手が縛られていることに気付いた。左を見ると眉間にステーキナイフが刺さった男が座っている。
ハットが嬉しそうに揺れる。右手には真
ヘヴィメタル・チェーンガン!
BRAAAA!!!チェーンソーがサイバーゴブリンをズタズタのゴアミートに変える。GUGAAA!!振り抜いた勢いで後ろに振り向く。飛びかかってきたメガオークを、ソードオフ・ショットガンが粉砕する。
これでこの一帯は最後か。部屋を見渡す。NAPD社植民惑星汎用オフィスはまるでミートミキサーの中身だ。
惑星NA-14。
白衣を着た馬鹿が、惑星固有のバイオ生物達に、NAPD社特製の装甲、強化関節、おま