逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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死が二人を分かつまで

痛む肺。振り返れば仮面の巨体。徴魂吏(グリムリーパー)。白鎌が身体を通り抜ける熱さと魂を剥がされる寒さ。

 それがユキが最後に見て感じた物だった。

 魂魄本位制度に移行してから半世紀。価値が決して摩耗しない魂の需要は上がり続けている。
 市は納税義務を14歳にまで押し下げ情け容赦ない課税により魂を狩る。

 僕は雨に打たれながらユキだった物の前で立ち尽くす。寒さは感じない。安物の義体にそんな機

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ありがとう、そしてありがとう!
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アニー・ドギーバッグ

トイレだ。向かって右が男性用、左が女性用。ハイヒールをカツンと鳴らし、迷わず右へ。
「おい姉ちゃん、こっちは違」POW!小便中の酔っぱらいを黙らせ、一番奥の個室の前へ。
POWPOWPOWPOWPOW!「ギャッ!?」ドアも開けず蜂の巣。クソしながら死んでろ。五人目。



宵闇。中華街の袋小路。追い詰めた。
「見つけたよ、ゲドン。ゴミにまみれて死ね」
「誤解だよ、アニー。君の妹を」
POW!銃弾

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