逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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マザー・トシコ 世紀末育児伝説

「ビェェェ!」
また。300グラムの離乳食を平らげた娘の啼泣にトシコは肩を落とす。

「嘘でしょ? 増やしたのにまだ足りないの?」
「ウッ… ウャァー!」
「オムツ? …してないなぁ」
「ナァーッ!」
「はいはい! わーかったから! 強化バナナ食べる?」

「ん。ええよ、バナナで」

「…タカコ。いちいち泣かずに最初から言って。毎回毎回」
「生後11ヶ月やしぃ」
「めんどくさ…」
「ささ。たくさん

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よく来たね。一服していきな
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