逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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敵は向こうからPOPしてくる

 網膜に《2nd wave》が映った。
 
 もうかよ。魔法で乳房を引っ込ませ、アーマーを装着すると、戦艦の残骸を登って無限に広げる草原を眺めた。接近している物体は3つ。赤、黃、白。残像を残しながら凄まじい速度で走ってくる。まるで地上の彗星か、稲妻か。超速者(スピードスター)だ。
 
 距離はあと5キロ、3、1、今だ。
 
 パチッ!ズバッ!私が指を鳴らすと同時に半径500mのプラズマ・ドームが展

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