逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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【石の街】攻防記

その日、大量の水が街を襲った。

呪術結界が施された強固な石の外壁が、轟音と共に押し寄せた水流によって破壊された。

外部からの攻撃だ。

やつら、とうとうここまで力をつけやがったか。自治会のおじさんがぼやいた。度重なる攻撃が段々と威力を増しているのは、僕も感じていた。

ひとしきり荒れ狂った濁流は、昼前には収まった。幸い死者は出なかったが、街中が水浸しになった。

誰しもが異変に気づいたのはその

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