逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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海、どこまでもエメラルドの輝き。

地中海を臨む古城。夜空には三日月が弧を描いている。
BLAM! BLAM! BLAM!
「グハッ!」
ハンターの放った銀の銃弾が、吸血鬼の心臓を狙い違わず貫いた。
まぁ散弾銃だったし、3回も撃ったのでそりゃあ貫くだろうさ。

「おのれ人間ども…いつの日か必ずや我が血族が貴様らを駆逐するであろう!」
吸血鬼は震える手で懐から何かを取り出し口に含むと、居城最上階のテラスから眼下の海へと身を投げた。

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お前を落花生の国に連れていく
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