逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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ルーザース

泣いていたのか、目の周りにねばねばした感じが心地悪い。外は明るくなった。

 二日酔いによる頭痛を耐えながら、トイレに向かう。蒼白な顔、腫れた瞼、涙の痕、鏡に映っているおれの顔はひどい物だった。

 蛇口を捻り、がぼがぼと流れる水を眺めて、昨晩のことを思い出す。

 この間、ネットで小説を投稿し、競い合う催事があった。物書きが趣味のおれも試しに投稿したが、思いのほか褒められて、自信を付けたと同時に

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チャーハンを食べましょう。
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