逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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蒼空の巫女たち

 深い青空の下、重火器と翼とエンジンに包まれた「巫女」達が超低空を飛び抜けていく。一瞬遅れて轟音が届き、ケロシン臭のする暴風が襲いかかってきて、すぐに伏せなかったことを後悔した。
 気を抜けば吹き飛ばされそうな風の中、一瞬甘い香りを感じて、思わず空を見上げる。

 巫女の一人が急上昇しながら空中で半回転、追いすがる飛鬼を次々に狙い撃つ。その背後に回り込もうとした飛鬼の一群を、他方からの銃弾が撃ち抜

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