逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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山田三千夫 (43)、脳天にフルスイング

山田三千夫は壊れてしまった。

「はーい、ホォムラァーーン!!」

道行く男性の脳天めがけて、金属バットでフルスイング。その感触。三千夫はかつてない解放感を覚えていた。

20代。
なんとなく始めた工場バイト。人生の目的なんてなかった。

30代。
いつしか転職するのは難しくなっていた。友人達は幸せな家庭を築く。

40代。
地下アイドルの追っかけが唯一の生きがい。しかし推しがファンの子を作って脱

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やったぜ!
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