逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

1858

鬼笑隊は日本を殺す

 永田町、首相公邸。

『ほら、終わったよ』
 合成眼球を介して送られていた突入映像がEMP手榴弾によって途絶えてから五分。邸宅から姿を現した老婆は空を凝望しながら生首を掲げ、冷然と報告した。

「対象の殺処分を確認。回収地点に向かってください」
 偵察衛星によって生首の解析照合を済ませたオペレーターが指示を出す。

『了解。みんな、撤収だよ』
『この電子云々って装備は糞の役にも立たないね』
『音

もっとみる
ククク・・・
5