逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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ライディング・ホッパー

「おっさきー!」
「遅え!欠伸が出るぜ!」

アカネとトウヤの声を無視し、地盤沈下で荒れ果てた道路を疾走する。二人の飛行型、多脚型に比べると二脚型はこの道で不利だ。だが、想定内。

超高層建築が見えてくる。余りに高すぎるため壁沿いを迂回するか、内部を押し進むのが定番だ。構わず直進する。大丈夫だ、きっとやれる。自分に言い聞かせる。

壁まで100メートル。ホップ。
エアロと爪先のスプリングが展開する

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