逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

1858

ようこそ、ユーシャルホテルへ!

『力が制御できず恋人も抱けない?触れるだけ人が凍ってしまう?大丈夫!ここでは貴方が“普通”で居られる!』

「本当だな?」

 私は職員に尋ねた。

「本当ですよ、強力な解呪魔法が働いてますから。それでは、ゆっくり目を開けてくださいね」

 七歳の時、私は邪眼が開き、灼熱の視線が家族を町ごと燃やしてしまった。

 私は魔女の婆さんに拾われ、心で視る方法と魔法を学び、邪眼を取り除く方法を求め、25年

もっとみる