逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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ハラスメントセブン

「動くんじゃねえ! 銀行強盗だ!」

そう叫ぶと強盗の一人が発砲!

客はため息をついて彼らの命令に従う。

サカナシティではこの手の犯罪は日常茶飯事だった。

だが、強盗の指示に従わぬ者がいた。

仕立ての良いスーツを着た中年男性だ。

彼は自身に満ちた足取りで強盗たちに近づいていく。

「動かないでもらえるかな。私はヒーローだ」

中年男性はそう言うとスーツのネクタイを緩め始めた。

強盗たち

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