逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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過麗なるスパイスを求めて

五年前に師匠が使っていた鍋とカバンと計量スプーンを持って、俺は流離う。

俺が流離うのはこの星の店、森、島、畑だけでない、宇宙の星々がその行先だ。

Gun to辛子はマグナム弾が舌に当たったような辛さと香り高さを併せ持ったスパイス、これをある星で見つけ、採取した時は手袋越しでも手がひりひりする処か、手が美味い激辛カレーを食ったような体験だった。

スパイスの王たるシナモンの甘く高貴な香りとスパイ

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