逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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ケモノ世界に転生した俺がブサイクキャラなんですが

名門・ウルフクラウン家それも本家の御曹司。
 祝福された生まれの子供は両親はじめ一族から領民まであらゆる人々から惜しみない愛情と最高の教育を受け、生まれつきの頭脳と恵まれた身体能力はそれらを余すところなく吸収した。
 まさにチート。神の約束通りだ。
 
 ただ一瞬、小さな苦痛に耐えなければならないのは想定外だった。
 初対面では誰もが好意ではない表情を浮かべる。
 戸惑い・失笑・恐怖・嫌悪。すぐに

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見てくれてありがとです!
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ジャンル違い転生者の前世を引き継ぎプレイさせられてます

実に理不尽なんだが、目の前の「神」によると俺の人生は転生者にあてがわれたという。
「代わりに転生者の残り人生をお主がやってくれたらプラマイゼロなんじゃ。見た目の不都合は起こらないようにしておくぞ~」

 重なり合う悲鳴。金属じみた轟音。
 デコボコした箱からひどく不細工な人間が出てきて「大丈夫ですか!?」と地面に転がった俺に叫んでいる。
「ああ……はい」
 俺(だった転生者)の知り合いらしい数人が

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サンキューヾ(ω・)ゞヾ(・ω・)ゞヾ(・ω)ゞ
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ケモノイドよ、歩行は快適か?

照り付ける太陽とは裏腹に、霜の降りるような寒さ。
孤独を感じさせる彩度の低い荒野をゆく3匹…否、三人。

先頭を行くのはサラブレッドのように逞しい男。
最後尾を歩くのはカラカルのようにしなやかな男。
中間をぶらぶらと歩くのはイエネコのように呑気な少年

「ッあ・・・ァ~ハ」ブチャはクソデカい欠伸をした。

これから行く場所に彼は何の興味もないのだ。尻尾も退屈そうに揺れている

「ちっとは興味持って

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