逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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Bang Boo Race

ホントに俺じゃないとダメか、ともう一度パンダに訊いた。

「いやぁ、だってボク、踏めないし」

パンダは照れたように言う。まだ一回も運転したことないんだぞ、と喉元まで出かかった。パンダは自分の足で歩いたことすらないのに。

目の前には完成した手製のホーバー(※浮遊二輪車のこと)が置かれている。キーを捻れば起動してふわっと浮くだろう。ペダルを踏めば進むだろう。この埃臭い倉庫で何度も点検したか

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CIPHER FUNK 2027

「闘技場 紛れ込む メス ハムスター ヒア カムズ ファイター ユー アー ザ ルーサー 燃えろホット ベィビ ギミ モア ホット 俺のこのヒート 届かすドカンと!」

ジャンパーが発火した。私はそれを迷わず脱ぎ捨てる。MCを持つ黒人ラッパーが残忍に微笑む。

オーディエンスが沸く。完全にアウェー。負ければ当然、公開ファック。ここでは法律も常識も通用しない。

自分と四小節、そして握

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こちら合成害獣救助隊

看板の群れを回避しながら路地裏の底めがけて降下する。ひときわ大きな看板を避けて目標が視認出来た。狼の体に鮪の尾。合成害獣、通称キメラだ。部長の強化外骨格が掴みかかって動きを止めてる。あたしの接近に気付いた部長が身を引く。よろけたキメラにあたしはブースト全開の蹴りを叩き込んだ。

法整備と啓蒙が実を結び、人と暮らす動物は皆幸せになったはずだった。追い詰められた悪徳企業が「犬と猫を混ぜて売る」などと

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やったぜ!
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ワン・オブ・ザ・コープス

俺が誰かは俺が決める。他の誰にも決めさせるものか。

Budda Budda Budda! 機関銃がクローン兵たちの頭を薙ぎ払う。首なしの体が崩れ落ちる。弾切れの銃を捨て、死体の銃を一挺拾って、さらに前へ。

「最近のクローン兵は質が落ちたよなァー、ドクター。まるでゾンビだ」
『コピーすれば劣化するのさ、何事も。オリジナルには及ばない』

次のウェーブは6秒後。欠伸が出るほど遅い。俺は壁へ、天井へ

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