逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

1864

ゴールデン・ガーデン・ガーディアン

サイラスは小型ガトリングガンの熱が収まるのを待ち、頭を変形させた。
俺はそれを見て、ハイスピードカメラの映像を思い出した。花が咲くやつだ。
「怪我はありませんか」
「無いよ。あんたのおかげ」
「それは良かった。しかし、昨年より"時期"が早い」
時期。俺は空を見上げた。黄金色の葉をつけては落とす木々の枝。
サイラスはガトリングガンだった手でティーポットを拾い、鋼鉄の立方体でしかなかった顔を歪めた。

もっとみる
ありがとうございます!
7