逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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5年3組学級目標 『みんな仲良く明るいクラス』

放課後の5年3組の教室は剣呑な雰囲気が漂っていた。

「――ドンジャラで随分儲けたようだな」
「はて、なんのことやら」

二人の男子児童が机を挟みサシで座っている。互いの後ろには立会人が三人ずつ。只事ではない。

「噂通りだ、『ボス猿・佐々木』の面の皮はコロコロコミックより分厚い」
「ハハハ、小冊子の付録がついたときには及びませんよ」
「他にもお前が勝手にナメた真似してるって話は挙がっている」

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