逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集

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ファンタジイ・オブ・ザ・デッド

ミリーは泣きながらゾンビの目をやじりで貫いた。元妹は動かなくなり、ミリーは遺体を里の処理所に運んだ。処理所を出るとノーム――ギドと目が合った。山から逃げてきた彼は酒瓶を抱えていた。
「なあ、一杯やらないか」
「やらない。あたしは旅立つ」ミリーはハンカチで顔を拭った。涙が止まらない。
「どうして」
「奴らを滅ぼす。そのためには禁術魔書が必要。王都に行く」
「正気か? 大陸ごと沈めるのか。ここも消える

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