ブーブス・バンド(4) ブーブス・ブラボー! ~ロックンロール女囚軍団オン・ザ・ビーチ~
== 予告編プログラム(早送り不可) ==
【マスター・オブ・ドラゴンファウンテン】
「この大会には裏がある」「賭けるか?」「娘を助けに来たのだ!」三人のダーティー・ウォリアーが集う巨大アーケードゲームセンター、ドラゴンファウンテン。「一日20時間のレバー捌き練習。基本だぜ」「ワッツ? いつ寝るんだ」「練習しながらさ」
「いいか? マスターはジャブ動作を見てからしゃがんでかわし、カウンターアッパーを当ててくる。カウンターアッパーから空中コンボだ。これで体力の九割が奪われる。このゲームのキャラが繰り出すジャブの速度は6分の1秒だ。つまり……」「勝てるわけない」「そう、勝てるわけない」
鉄仮面を被った邪悪なマスター・オブ・ドラゴンファウンテンは15年間無敗。だが、三人にはそれぞれ、決して負けられない理由があった……。「じゃあ、どうするんだ」「決まってるぜ。……基盤の差し替えだ」
闇を駆ける三人のダーティー・ウォリアーズ! 唸るメリケンサック! カギを握るのはポールダンサーのイザボー!「バレたらお前も死ぬんだぜ」「だってアンタ……素敵だからサ」これはゲームじゃない……戦さが始まる!「マスター・オブ・ドラゴンファウンテン」!
【ジャッジメントリベンジ〜精算の時〜】
「アタシの名前を言ってみな」「助けてくれ! 悪気は無かったんだ……アーッ!」プロムの帰りに全身をマシンガンで撃たれ、墓に埋められたエリザベス。だが彼女は帰ってきた! 武器はカンフー! そして棺桶の中にたまたましまわれていた機関銃だ! 闇の帝王を倒すまで、リベンジは終わらない!
【ニャンとも大変キラー・ファイナルウォーズ】
「なあ、俺、ペットショップ辞めるって言ったら……驚くかい」「この日が来たのね」「ああそうだ」マックスは再び銃を取る。そこに倒さねばならない敵がいるから……。「無茶です。あなたの内臓年齢は115才だ。変身の無理がたたってる」「だったら尚更だ。生きてるうちに、禍根を断つんだニャン!」
「マックス。待っていたぞ。必ず来ると思っていた」「ニャー」近づく死神をごまかしながら、マックスは最後の戦いへ……舞台はロサンゼルス!闇のシンジケートの王! 迫る特殊部隊! ニャンとも大変! これで最後! 毛玉量三倍! ファイナルウォーズ!「マックス! ダメよ! これを見て!」「ニャンだって?」
【殺人ヘルコプター1192】
ヘルコプターシリーズ最新作! あの首狩り殺人ヘリコプターが帰ってきた!いったい何故……? ジョーンズは死んだはずだったのに!?
しかもジョーンズは殺人ヘルコプターごと1192年にタイムスリップ! なすすべもなく襲われる十字軍騎士団! キュンキュンキュンキュン!(ローター回転音)「アーッ!」「ウギャーッ!」十字軍騎士達の首が飛ぶ!「マイロード、奴は化け物です、マイロード……」「クリストフ、気を確かに持つんだ!」
タッタンタラランタッタンタラランタッタンタッラン!(スペクタクル感を煽るBGM)「クリストフ! 逃げろ! 馬を走らせろ! あの森まで!」「ウワーッ!」「駄目だ! もう駄目だ!」キュンキュンキュンキュン!「アーッ!」「ウギャーッ!」十字軍騎士達と殺人ヘルコプターの死のレースが始まった!
【デスボクシング・イン・ヘル】
「ウワアアアアアアーッ!」「アアアアアアアアーッ!」(二人揃って落下していくわざとらしい合成映像)ブッシュとサダム! 生前ライバル同士だった二人が……「私は負けるわけにはいかない」「こっちのセリフだ」(黒い焦土、燃え立つ火柱)地獄に落とされ……殺人ボクシングで決着をつける!「カーン!」(ゴング音)
娯楽に飢えていた地獄はたちまちヒートアップ!「イェー!」「そこだ!」ラウンドはついに第666ラウンド! だが叩きのめされるジョージ! 殺人アッパーを食らってノックアウト!「立て……立ち上がるんだ! 大丈夫だ、私がついている!」セコンドに突如現れた友! まさか彼まで……!「パウエル……!」
「地獄の果てまでお供しますよ。さあ、あのチョビヒゲ野郎に目にもの見せてやりましょう!」「カーン!」再び地獄の最下層でゴングが鳴りひびく!「デスボクシング・イン・ヘル!」男たちの熱い友情を描いた、感動の社会派スポーツアクション巨編!「デスボクシング・イン・ヘル!」
【エダマメ農家】
この春、爽やかな感動があなたを包み込む。「お義父さん、最近どうですか、エダマメのほうは」「どうもこうもねえよ!」仕事に疲れたエリート社員の若者。妻の田舎で送る60日間の夏休み。
噛み合わない男二人。「TV観ながら食べると美味しいですね」「そうだよ」「ハハッ! またジャイアンツが負けてますよ!」「俺はジャイアンツファンなんだよ!」ある台風の夜。酒に酔いつぶれた義理の父。「ちくしょうがよお……インターネットさえ、インターネットさえなきゃよお……エダマメがよお…」
ぶつかり合う二人。「おめえには関係ねえよ! とっとと東京帰れ! 今日で夏休みは終わりだろ!」「お義父さん、僕が力になれるかもしれないんです。僕はインターネットの会社ではたらいていたので……」「なんだって」(感動的なBGM)過疎の農村に、さわやかな奇跡が舞い降りる。「エダマメ農家」
【伝説の聖剣エクスカリバー・クエスト】
「ヨーヨー! どうしたんだよ、浮かない顔してさ、今夜はパーティーだぜ、アーサー!」「ジミー、聞いてくれよ、レベッカがもうジェイクとファックしたって話、本当かな?」「ワッツ!?」冴えない男子高校生二人! 今日はジョックのジェイクの家でクラスメイト全員招いて開催される誕生日パーティーだ!
(クラブっぽい光とダンサブルなテクノ)「ねえ貴方達、何か私のこと話してた?」「ヒイッ! レベッカ!」「いや、なんでも!」「レベッカ、アタシ知ってるわよ、こいつらアナタのこと」「ベス、黙ってろよ!」「ウワーッDJ機器が爆発した!」「キャー!」突如異世界に飛ばされるクラスメイト四人!
「ワッツ!?」「暗黒中世世界!?」「ムホホ…おまえたちはエクスカリバーを手に入れないと帰れない」謎の老人がうんめいを告げる!「伝説の聖剣エクスカリバー・クエスト!」アーサーとジミーはここでチェリーボーイのまま死ぬのか!? それとも!?「「「伝説の聖剣エクスカリバー・クエスト!」」」
= 予告編プログラムおわり =
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