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ダイハードテイルズ最新作「スズメバチの黄色」、2019年6月28日発売!

欲しいのは銃か、ウイルスか、クロームメタルの心臓か。
ヤクザ組織にスカウトされて、クローンどもと殺し合うか。
それとも頭に電脳埋め込んで、
暗黒メガコーポに無謀な戦いを挑んでみるか。
生きるか死ぬか。
ニューロンを焼き切るか、焼き切られるか。
それともアサシンの放った銃弾が、お前の頭を吹き飛ばすのが早いか。
ここはネオサイタマ。欲望渦巻くケオスの都市だ。

全てを奪い返せ。

「スズメバチの黄色」は「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」後の荒廃したネオサイタマを舞台とした、完全新作の書き下ろし小説だ。ブラッドレー・ボンド、フィリップ・N・モーゼズ、杉ライカ、本兌有の4名が著者として並ぶ。出版はKADOKAWA。極彩色のアジアン・サイバーパンク的イラストレーションはttl=サンの手によるもの。ネオサイタマの新たな側面を描き出す。

暴君の子「ラオモト・チバ」のデザインスケッチ

火蛇(かじゃ):18歳:ヤクザ組織〈老頭〉の構成員:
現在地「龍256:茶房HELGA」:
脚部等に戦闘用サイバネ埋込

大熊猫(おおくまねこ):18歳:飯店の遠隔宅配員:
現在地「龍256:高速飛隼至尊飯店宅配ドローン格納庫」:
オカモチ・ドローン制御能力


以下、ニンジャスレイヤープラスで以前に公開された原作者インタビュー記事を抜粋しておこう。

B:舞台と時系列について簡単に伝えておこう。時系列的には第3部と第4部の間、より正確に言うと、第3部の終了から少しだけ時間経過したネオサイタマが舞台だ。ネオサイタマの南にあるケオサキ・ディストリクト、そして「龍256」と呼ばれる無国籍アトモスフィア溢れる街が舞台だ。

M:主人公はラオモト・チバ。彼を中心に物語は展開していく。トリロジーが終わり、アマクダリ・セクトが消滅し、チバ自身もいわば裸一貫からAoMのソウカイ・シンジケートを作り上げるにあたっての、ほとんど最初の一歩を踏み出す時系列にフォーカスしている。この話にはネヴァーモアすら出てこない。言及はもちろんあるけどね。何故彼が不在なのか、それはおいおい明らかになるだろう。ブラックヘイズやヴァニティも出てこない。

B:AoMに出てくる新生シックスゲイツもまだ集結していない。それとはまったく別の、若いモータルたちがこのストーリーの「主役」となる。それは若々しくフレッシュな雰囲気で、AoMへと繋がるアトモスフィアが込められている。

M:第3部やAoMを読んでいる人にとっては純粋なラオモト・チバのスピンオフとして楽しめるし、これまで全くニンジャスレイヤーを読んだことがない人にとっても、独立したサイバーパンクヤクザ小説として読んでもらえるような作品を目指した。もちろんこの話の中にはニンジャも出てくるけど、ネオサイタマとかニンジャソウルとかIRCコトダマ空間とか、そういう複雑な背景設定を全く知らなくても楽しめるよう、最初から意図して書いていったんだ。

B:これまでニンジャスレイヤーを読んでくれている人にはもちろん、ここから初めてニンジャの世界に入る人にも楽しんでもらえれば幸いだ! ネヴァーダイズやAoMだけでなく、こちらもぜひ楽しみに待っていて頂きたい。STAY NINJA and KEEP MOVING!

これ以外にも、発売まで様々な情報やイラストレーションが公開されていく予定だ。おたのしみに!


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