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【日報】モルクボルグ/Mörk Borgばっかり読んで救われている(杉ライカ)

2020年にkickstarterを経て発売されたドゥームメタル・ファンタジーTRPG。朱鷺田祐介さんがこれをもとにした「信長の黒い城」でクラウドファンディングをされていたので気になっており(流石の速さ)、調べたら普通にAmazonで原書が買えたため、今月やっと読むことができた。とりあえず通読して感じたとことをざっとメモ的に。

完全にブラックであることを隠そうとすらしないロゴ
背景セクション 公式サイトより
ルールセクション 公式サイトより
アート満載なのでゲームしなくても買ってみてほしい

なかなか原書が届かないので、ネットでも読めるサードパーティーものからいくつか調べていたため、PC全員ほぼ死んでるくらいの感じのドゥームさだと思っていたが、オリジナルはそこまででもなかった(でも死んだも同然くらいの感じである)。何故ならこの世界の破滅と死はほぼ決まっており、それがせいぜいあと何ヶ月後なのか、くらいの違いだ。ゲーム内で一定日数が経過するたびに判定を行い、破滅の予言書に従ってD66でランダムな悲劇が世界に降りかかる(「太陽は二度と昇らぬ」など)。D66が全部満たされたらD77の最後の悲劇が起こり、完全に終わる。終わったら全員死ぬのでゲームも終わる、ルールブックを燃やせ(そう書いてある)。そういう感じのゲームだ。あと好きだったのは、D20で決める「厄介な生い立ち」表。ページに枠線が書いてあって、D20を振るかナイフを投げて決める。


読んでいてひたすら救われるルールブック

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