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【note業務日報】「定期購読マガジン+無料記事+試し読みライン設定」の組み合わせがめちゃくちゃ便利(杉ライカ)

note(主に定期購読マガジン)を使っていて思ったテクニカルなことを、普段の雑記とは別に、業務日報的にたまに書いてみることにしました。

noteは毎日ものすごい勢いでカイゼンが進んでいるので、この機能追加が入ったのがいつだったか正確に覚えていないのですが、わりと最近「無料記事でも、それを有料の定期購読マガジンなどに収録する場合は、有料記事のように公開範囲ラインを設定できる」という機能が入ったんです。例えばこの記事などもそうです。

これはずっと前からフィードバックとして追加希望し続けていた機能だったので、めちゃくちゃ嬉しいです!


以前のMEXICO

これが入る前はどうだったかというと、「有料の定期購読マガジン+無料記事」の組み合わせには、以下のようなデメリットがありました。そしてそれがどう良くなったかをまとめておきます。

・その定期購読マガジンを購読していない人からすると、本文が一切読めないので(「この記事は購読の必要があります」的なシステムメッセージしか見えない)、どんな記事なのか、購読すべきなのかの手がかりが全く無い。また、購読せずフォローだけしている場合、その人のタイムラインがすごく味気なく殺風景になる。

→今回の機能追加により、購読していない人も試し読みができる。これで単品有料記事のように「おっ、続きが気になるな」と思ったら購読してもらえるかもしれない。


・「この記事は誰でも読めるオープン記事として公開してから、後ほど定期購読マガジンに手動でアーカイブしていきたいな」と思った場合、購読していない人でも読めて一見GOODだが、定期購読してくれている人からするとめちゃくちゃ不便である。なぜならこの方式だと、せっかく定期購読しているのに、その記事の通知やコピーがリアルタイムで受け取れなくて記事の存在に気づかないことが多いし、「後日に定期購読マガジンに追加」された月にたまたま購読していないと、なんだか損した気分になってしまうからだ(そもそもXヶ月前にそんな記事があったことすら忘れているだろう)。

→記事公開と同時に有料の定期購読マガジンにまず突っ込むことができるので、その時購読してくれている人にはリアルタイムで通知が行くし、コピーも届く。その上で、無料公開ラインも引ける。


・「定期購読マガジンをプロモーションするために、無料の試し読み記事を作ろう!」と思った場合、一時的にその記事を定期購読マガジンから抜かなくてはいけなかった。これをやると、せっかくそのマガジンを購読してくれている人から検索性が下がってしまい、なんだか損した気分になってしまう。かといって、試し読み用のデュプリケーション記事を作ってしまうと、スキの数はゼロからだし、すでに読んでいる人はスキをまず押さないので、ぜんぜん人気の無い記事に見えてしまう。それにデュプリ記事を作っている時間は全然クリエイティブじゃないのでこころがすさんでくる。

→公開ラインはいつでも自由に変更できるので、有料のマガジンに入れたまま無料記事の試し読みエリアを変更できる! だから今後は記事は1個でいい! 期間限定で公開ラインを変更したりして「48時間だけ読み放題!」みたいなこともやろうと思えばできる。


この機能は、有料マガジンや定期購読マガジンをやっていて、かつそこに収録するのは無料記事メインでやっている方でないとピンとこないかもしれないですが、めちゃくちゃ重要。めちゃくちゃ便利な機能なのです。

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